スマートフォン市場で支配力を強める巨大IT企業を規制する新法案「スマホソフトウェア競争促進法」が26日、閣議決定された。事実上、2強のアップルとグーグルを対象とした規制となる。新規制で、スマホの利用環境はどう変わるのか。
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公正取引委員会の古谷一之委員長は26日の会見で、「利用者の選択肢が広がることが大事だ」と法案の意義を強調した。
利用者の選択肢が広がるメリットは二つある。一つはアプリストアを選べるようになることだ。現状、アップルのiPhoneでは「AppStore(アップストア)」経由でしかアプリを追加できない。グーグルのアンドロイド端末では、ほかの事業者のストアも使えるが、「Google Play(グーグルプレイ)」経由が8割を超える。
大手レシピサイト、アプリの方が利用料高く
次々にアプリストアが参入す…